令和7年8月豪雨により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
住まいの不安を少しでも減らせるよう、公的情報に基づく手続き等のご案内をまとめました。
(熊本市を中心に情報をまとめております。その他の自治体でも準じた対応となろうかと思いますが、正確な情報を得るためにも
お住まいの自治体のホームページをご覧いただくことをお勧めいたします)
状況は日々更新される可能性がありますので、最新の公式発表をご確認ください。(2025年8月13日更新)
1) 罹災(り災)証明書の申請(熊本市)
一般的には、住家の被害があった場合、各区役所の福祉課またはマイナポータルから申請する流れです。現地調査のうえ交付されるのが基本ですが、一部損壊で軽微な場合は写真等で即日交付となる可能性があります(窓口申請時)。
例外として、被害の程度が大きい場合は現地調査後の交付となります。詳細は各区福祉課へご相談ください。(受付時間 9:00〜16:00)
中央区 096-328-2312/東区 096-367-9127/西区 096-329-5403/南区 096-357-4129/北区 096-272-1118。熊本市公式サイト
※住家以外(店舗・事業所等)は商業金融課(本庁8F 096-328-2424)での手続きとなります。
写真で即日交付となる場合と、現地調査が必要な場合の両方の可能性があります。熊本市公式サイト
※住家の対象にならない家財などは「被災届出証明書」で証明できる場合があります。一般的には郵送申請も可能です。熊本市公式サイト
写真の撮り方(一般的指針):遠景と近景のセット、浸水高が分かる工夫等が推奨とされています。
例外的に自治体の指定がある場合はそれに従ってください。bosai.go.jp
2) 保険会社への連絡
申請はご自身で簡単にできます。まずご自身の損害保険会社・代理店へ連絡しご相談されてください。。
業者からの「保険で無料修理」をうたう勧誘はトラブルに発展する可能性があります。
不安がある場合は消費者ホットライン188へ相談する選択肢があります。専門的な契約判断が必要な場合は、保険会社や専門家に確認することをお勧めします。
3) 災害ごみ(熊本市)
一般的には、45L以下の透明袋に入るものは「燃える/燃えない」に分け、通常のごみとは分けてごみステーションへ。収集期間は8/12(火)〜8/22(金)で、8/16(土)・8/17(日)も収集が行われると案内されています。例外として、大型ごみ(畳・たんす等)は事前申込みで無料回収(5点まで)の可能性があります(ごみゼロコール 0570-00-5374、月〜土 8:30〜17:00、申込受付 8/12〜8/22)。
持ち込みの場合は減免手続きがあり、り災証明または被害写真等の提出が必要とされています。家電4品目は市収集の対象外です。熊本市公式サイト
4) 清掃・消毒
一般的には、土砂の除去→洗浄→乾燥を十分に行い、その後に必要に応じて消毒、という順番が推奨されています。
乾燥が不十分だと消毒効果が低下する可能性があります。屋外(床下や庭)の消毒は原則不要とされることが多い一方、広範囲のカビや石膏ボード等が吸水した場合は専門業者へ相談という例外もあります。専門的な内容のため、保健所や専門家に確認することをお勧めします。
厚生労働省
熊本市公式サイト
熊本県公式サイト
また、週末にかけて引き続き酷い暑さとなる見込みです。適度に休憩と水分を摂取し、くれぐれもご無理のない様にされてください。
5) 各種証明書をなくした場合
一般的には、被災時には各種証明書の交付手数料の免除やマイナンバーカード再交付手数料の免除などの支援メニューが設けられる場合があります。
対象や期間は変更の可能性がありますので、最新の「支援制度まとめ」ページをご確認ください。熊本市公式サイト
6) 相談窓口
- 熊本市コールセンター(ひごまるコール)096-334-1500(年中無休 8:00〜20:00)。熊本市公式サイト
- 医療・衛生、営業施設の再開などは所管の保健所・担当課へ個別相談をお願いします(専門家に確認することをお勧めします)。熊本市公式サイト
※本ページは熊本市公式サイト・熊本県・厚生労働省・内閣府等の公的情報に基づき作成しています。状況は更新される可能性があります。最新の公式発表をご確認ください。(2025年8月13日現在)